術後薬物療法

 子宮内膜症は、手術だけで完全に直すことは難かしい病気です。完璧な手術をしたとしても、術後に何もしなければ、2年で20%、3年で30%の患者さんは再発します。

 

【妊娠希望のない方】

 術後の良好な状態を維持するためには、薬物療法を行うことが進められます(正、子宮内膜症の重症度にもよります)。

 薬物療法は、術後に低容量ピルあるいはジエノゲストの内服が一般的です。少なくとも二年ぐらいは、飲んだ方が、その後の再発が少ないと考えられます。

 

最近は、さらに再発あるいは不正出血を防ぐために、まずGnRHa(

スプレキュア、リュープリン:生理を止める薬)を4〜6ヶ月使用した後、低容量ピルあるいはジエノゲストを内服する方法が良いと言われています。

 

 

 

 

  

 

 

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